集めた記事を紙面に割り付けることを編集レイアウトと言います。新聞づくりは、最初に紙面全体の出来上がりのイメージがなければうまくいきません。題字や題字下、見出し、写真、罫線などのスペースもあるので、本文の記事量は紙面の50%~60%程度にするとレイアウトしやすくなります。本文が長すぎると文字ばかりになり、また短すぎて情報が正しく伝わらなければ困ります。バランスを大切にしましょう。

縦書きの新聞は右上から読み始めるので、1ページ目の右上がトップ記事になります。編集者が一番大事だと判断した記事をトップに置き、2番手はトップに続く中央から左下へ向かう記事、3番手は左上、4番手は右下となります。しかし新聞は「隅から、端から、下からつくる」が基本です。連載など定位置に置くもの、四角にまとめたハコものを周辺に置き、最後に右上から左下にトップ記事を流します。

読者が紙面を手にした時、真っ先に飛び込んでくるのが見出しです。読者は見出しから何が書いてあるのかを知り読んでみたいなと感心を持つので、見出しは目立たなければ意味がありません。次に読者はリード(前文)を読んで記事全体の概略、要約、または結論を知ります。そのためリードはトップ記事や長い記事につけると効果的です。一般的にリードには通し組みという技法を使います。例えば、1段が11字詰めの基本組みなら2段以上を通し、字詰めを増やして(11字×2段は22字なのでそれ以上の字数)書きます。リードの天地左右に空きを設ける、罫線で全体を囲む、罫線を行間に引く、書体を変えるなどの技法を使って「この記事は本文ではない、リードだ」ということをアピールします。読者は見出しとリードに導入されて本文を読み、詳しい内容を知るのです。
