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新聞作成のルールとポイント

新聞用語集

新聞作成に関する基本的な用語を解説します



「パーソナル編集長Ver.12」

レイアウト

レイアウト



紙面の仕上がりの形を考えて、文字・図・写真などを配置すること。割り付けともいう。

題字



新聞の名前。毎号同じにする場合と、そのときによって変える場合があるが、定期的に発行するものは「題字」は変えない方がよい。「題字」のスペースは、縦書きで5段組から7段組の新聞では、縦題字だと2段分程度。幅は紙面の1/5〜1/7程度が標準。

題字下



発行日や団体名、発行者名などを記載する場所。

X型レイアウト



新聞の最も基本的なレイアウト。見出しや記事が右上から左下に流れるように配置されていて、人間の目の極自然な動きにもっとも合ったものと言われる。タタミやカコミを左上や右下に置き、セカンド記事の見出しを中央にレイアウトすると、X型になり、読みやすく見やすい紙面になる。

T型レイアウト



紙面の最上段に横書きの大きな見出しを置き、中央にも縦の見出しを置き、見出しがT型になるように配置されたレイアウト。二つの立場や意見を対比させたり、二つを比較したりするような記事に適している。

区画型(箱組型)レイアウト



区画と字数を公平に載せるときに使用するレイアウト。区画型は、それぞれの記事を箱の中に割り付けることから、箱組型やボックス型などとも呼ばれる。区画型のレイアウトは、記事の量がすぐにわかり、それぞれの記事を分担して作業を進めることができる。

組版



印刷の一工程で、文字や図版などの要素を配置し紙面を構成すること。

段組み

上下や左右に一定の幅で区切り段にして読みやすく易くレイアウトすること。

回り込み



画像の周りをテキストが囲むように回り込むこと。

通し組み



記事を二段、三段分通す組み方。

渡し組み



中央に見出しが置かれ、その周りを記事が取り囲み、見出しを飛び越しながら読み進む組み方。

流し組み



記事が写真や罫線を飛び越えず、縦書きなら下の段、横書きなら右の段に跳ね返って進む組み方。

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文字

組み文字



縦書きの時に行の文字列中に複数行記述する組版。

ドロップキャップ



段落の最初の1文字を目立つように大きく表示させること。

字詰め



1行に収める字数。一般の新聞は、以前は1段に13〜14字詰めが主流だったが、だんだん文字を大きくして字詰めを少なくしていく傾向にある。字詰めの少なさは読み手にリズムを与え、忙しいときにでも速読できる効果があると言われる。

長体・平体



長体は文字の幅を縮めること、平体は文字の高さを縮めること。文字がスペースに対して多すぎたり少なすぎたりした場合に、文字フォントに変形をかけて余白を調節する。

袋文字



文字を輪郭線で描き、フチを付ける文字修飾。

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見出し

見出し



記事の本文を読んでもらうための案内の役目をする。紙面を一目見てその記事に注目してもらったり、見出しの大きさで記事の重要性を表現。

主見出し



最も重要な内容を表す見出し。

肩見出し

主見出しの前で補足する見出し。

袖見出し

主見出しを説明・補足する見出し。

地紋見出し



見出しを飾るために見出しの背後につける文様を地紋といい、地紋の付いた見出しは、文章の印象を強める役目をする。

中見出し



本文が長い場合、区切りに使う見出し。内容や話題が変わる位置につける。

クミコミ(ワリコミ)



本文中に見出しやタイトルを割り込ませ、字詰めを変える技法。

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やってはいけないレイアウト

エントツ



見出しの真下に見出しを並べること。やってはいけないレイアウト。

しりもち



2段以上の見出しや写真を最下段に配置すること。やってはいけないレイアウト。

横並び



同じ大きさの見出しを同じ段に並べること。やってはいけないレイアウト。

飛び降り



記事を上段より左に流したり、一段超えて流すこと。やってはいけないレイアウト。

飛び越し



2段以上の記事にまたがる写真を飛び越して流すこと。やってはいけないレイアウト。

泣き別れ



記事が続いているのに、段末が改行で終わること。やってはいけないレイアウト。

両流れ



記事が上段の2か所から下段に流れる可能性があること。やってはいけないレイアウト。

ハラ切り



段間が紙面の端から端まで通ってしまうこと。やってはいけないレイアウト。

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記事

校正



原稿から印刷物をつくるときに、誤字・脱字、文章の整合性をチェックしたり、内容の事実確認などをすること。

リード



見出しの次に書かれている記事の内容を簡単にまとめた文章。

トップ記事



新聞1面の、題字のすぐそばにレイアウトされる重要な記事。

カコミ



ほかの記事から独立して、上下左右を線で囲まれた記事。紙面の右下(横置きの場合は右上)にレイアウトするのが一般的で、紙面に変化をつけるために横書きにすることもある。

タタミ



片側に罫線を引き、ほかの記事との違いを目立たせる記事。連載記事や論説などを掲載する。縦置き・縦書きの場合は、紙面の左上にレイアウトするのが一般的。

コラム



主となる記事の分析・解析、季節や街、衣食住などの話題に対しての短い評論。縦置き・縦書きの場合は、紙面の最下段にレイアウトするのが一般的。

アンケート



あるテーマについて、多くの人の意見を集めその結果をまとめた記事。グラフや表を掲載することが多い。

インタビュー



取材のために人に会い、話を聞いて記事にしたもの。

ルポルタージュ



現地報告や記録記事。

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写真

エトキ(絵解き)

写真・図版の説明文。

トリミング



画像の一部だけを切り出すこと。



「パーソナル編集長Ver.12」

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